三重県鳥羽市にある、真珠のお買い物から食事まで楽しめる複合施設。伊勢・志摩・鳥羽のグルメ、お土産なら鳥羽1番街。
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営業時間 | 09:30~ |
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休館日 | 営業日カレンダー |
TEL | 0599ー26ー3331 |
2024.11.15
鳥羽を中心に、近隣エリアのローカルサイクリストさんにオススメルート、スポット、食事処などを教えてもらうコーナー第9弾!
カナダ出身、鳥羽市在住のサイクリスト、クリストファー・ダグラス(以下クリス)さんに、オススメ”区間”を教えていただきました。
※クリスさんの「自転車との出会い編」はこちらから!
これまでも皆さんにおすすめルートで、鳥羽と言ったら…のパールロードを含むルートを教えていただいてきているので、今回クリスさんにはルートというよりは、鳥羽市内を日々走られていらっしゃる中での、オススメの”区間”を教えていただきたいです!
そうですね。
実は鳥羽にもこんぴらさん(金刀比羅宮)があるんですがそこに向かう、常安寺から扇芳閣までの坂ですね。
最初の区間が結構キツめの斜度で、全体としては1kmぐらいで勾配が9%ぐらいの斜度があります。
扇芳閣は泊まったことがあります!!
確かぐ〜っと坂道を登った記憶が…(車ですが)。
1kmぐらいの坂って出し切るには丁度いい長さですよね。
そうなんです。
そして、この途中の景色もなんとも言えない風情…すごく鳥羽らしい気がするんです。
そうそう、この海の街なんですけど、山が近くにあって、情緒がありますよね。
走ったことはない場所ですが、写真からも雰囲気が伝わってきます。
坂道の途中に”めだかの学校”というちょっと不思議な場所があります(扇芳閣の一角)。
子どもたちのためにと作られたビオトープなのですが、春は桜が素晴らしく、藤棚も綺麗で、無料の足湯もあります。
わ〜!めちゃくちゃノスタルジック…絵本の世界みたいですね!!
この場所からの景色も凄く素敵…!
この足湯は船がモチーフなんですね?!新鮮な感じですね!
クリスさんが”不思議”というのがよくわかります。
金刀比羅宮まで登り切ると、静かな高台で、海と街が一望でき、鳥羽らしさを感じられるので、私の好きなスポットです。
うわ〜。。。すっごく良いですね〜!
これは知らなかったです…!!
相変わらず…クリスさんの写真もめちゃくちゃ素敵です!!
僕も地元に小さなお気に入りの場所があります。
大阪の箕面ダムから高山公民館とか、福島だと福島空港の前の道路とか。
有名な観光地とか、メイン通りとかではないのですが、ちょっと秘密基地のような…こっそり行って楽しみたい場所というか!
他にも、もう一つぐらいオススメの区間ってあったりしますか?
県道47号線とパールロードの交差点(消防署の南鳥羽出張所付近)からそのまま47号線を海の方に向かうと、的矢〜相差(おうさつ)までは気持ち良い下り坂で、
その後の相差〜国崎〜石鏡〜浦村と適度なアップダウンのある道を海を見ながら気持ちよく走れるルートです。
あー!こちらも素敵…!!
海を見ながらの景色もよさそうですね〜!
特に浦村の港町、めちゃくちゃかっこいいです!
この景色の中走るなんて最高ですね!
相差の県道47号線〜県道750号線の北上ルートは、パールロードができる前の旧道的な道で、今は交通量がほぼゼロなんです!
なるほど、ここは旧道にあたるんですね〜!
バイパスができると、並走する生活道路は近隣の方しか使わなくなるので、交通量は本当に少なくなりますよね。
そうなんです、海沿いのルートでここからの海を見ながらのライドも最高です。
パールロードは少し高い位置を走っていますがこの道は海に一番近い道路で、私が大好きなルートです。
そして早朝だと、海女さんが海に潜っているのが見られたりするんです。
海女さん!!
それは貴重ですね!!
鳥羽・志摩には、日本の約半数の海女さんがいる日本一の「海女に出逢えるまち」として、日本遺産にもなっているんです。
https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/stories/story073/
私は仕事柄、海女さんともお会いしますが、普通に生活しているとなかなか海女さんの姿を見ることはないと思いますので、自転車に限らず、鳥羽らしい日常を見られる場所としてもオススメです。
本当に地元で走っている人ならではのお話!
前回鳥羽を走った時は定番のパールロードを走りましたが、こちらの750号線も魅力的なルートになりそうですね!
そんな話をしていたら…やっぱり美味しいお話を聞きたくなりました…笑
クリスさん的、オススメグルメをお願いします。
クリスさんがお刺身お好きだったら…美味しいお魚のお店も教えていただきたいです!
もちろんです!
ご紹介してくださった場所の魅力をたっぷりと詰め込んだクリスさん撮影の写真も素敵で、
本当に惹き込まれました。
今回は鳥羽に着目して深堀りをしてみましたが、全国各地にきっとそれぞれの素晴らしい場所があってそんな場所をオススメしていくことができるととても素敵だなぁと、クリスさんのお話を聞いて思ったキクちゃんでした。
次回は、お待ちかね…グルメ編!
【取材協力】クリストファー・ダグラスさん
カナダ出身、14年前に来日以来、三重県鳥羽市在住。
現在は鳥羽市商工会議所職員として、インバウンド向けの観光情報発信や受け入れサポート等を行う。
現在は、ロードバイクがメインだが、幼少期からBMX、マウンテンバイクと、常に自転車を身近に生きている。
旺盛な好奇心で、日本での生活を謳歌している。
ridewithgp https://ridewithgps.com/users/7942268
strava https://www.strava.com/athletes/46244285
仕事終わりに自転車に乗るのが日課!
”クライマー”気質で、若者に負けじと坂道を攻めてます!
カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!
2024.11.06
鳥羽を中心に、近隣エリアのローカルサイクリストさんにオススメルート、スポット、食事処などを教えてもらうコーナー第9弾!
リレー方式のこの取材企画、今回はVol.8 喜畑さんからのご紹介で…実は初!!カナダ出身、鳥羽市在住のサイクリスト、クリストファー・ダグラス(以下クリス)さん!
喜畑さんが「せっかく鳥羽1番街さんの取材なのだから、鳥羽の方が良いよね!いるいる!!」とご紹介くださいました。(そうなのです、実は鳥羽の方はゼロだったのです。よく見ていただいており…ありがたいっ!!)
色々と聞きたいこと&海外の方への初取材…に、いつも以上にドキドキで取材をさせていただきました。
(ドキドキ)クリスさん、今日はよろしくお願いします!
毎回聞かれていると思うのですが、日本に来た経緯から教えてください。
もちろんです!よろしくお願いします!
私はカナダ出身の44歳です。
妻が名古屋出身の日本人でカナダで結婚し、双子の誕生をきっかけに、子育て環境を考えて日本を選んだのです。
かれこれ、鳥羽在住で14年、もう息子たちも16歳、すっかり大人になりました!
なるほど、お子さんの誕生はライフステージに大きな影響を与えますよね!
でも、英語圏を選ばず、日本というのも珍しいなって思いました。
英語ならどこでも身につけらえるというイメージがあって、逆に日本語の方が、機会がなければ難しいかなと。
そして、自分の人生経験と違う経験で育ててみようと思ったのです。
確かに!しかし…、それでなぜまた、日本の中でも東京、大阪、名古屋のような都市部を選ばず、鳥羽だったのですか?!
私の出身がカナダでも都会の方だったので、田舎に住みたいと思っていました。海のないエリアだったので、海への憧れもあり、妻の実家にも近いというところで、自分には鳥羽がピッタリな場所でした。
なるほど!
海が無い場所で育つと、ちょっとでも海が見えるだけでテンション上がりますよね!
僕もそうなので、すっごくわかります!!
あとは、仕事も絶対条件ですよね。
鳥羽が英語スキルのある人を求めているという点でも、とても相性が良かったんです。
ではちょうどよくマッチングしたのですね!!
それで来日以来14年…ですから、鳥羽としてもとても良い方に来てもらえたってことですね!
ちなみに、自転車はカナダにいる時から乗っていたのですか?
はい。カナダでは自転車通学がOKだったので、小2くらいからマウンテンバイクで通学して、冬は雪道も自転車で通っていました。ちょっと危ないんですけど、それがまた楽しくて…!
一時期はBMXもやってましたよ。どのくらい飛べるかを友達と競って、骨折は3回、1度は意識を失ったりと…まあ、当時はやんちゃ少年でしたね!笑
骨折3回は凄い!笑
(キクちゃん、痛いの苦手なのでケガにはかなり慎重なんです。)
でも本当にクリスさんは子どもの頃から自転車に馴染みがあったのですね。
はい。でも、カナダではマウンテンバイクで、日本に来てからロードバイクに乗るようになりました。
この辺りは、山はあるけれどマウンテンバイクで走るような道がないんです。
2010年にボーナスが出た時に、妻にも許可を貰ってロードバイクを買いました。ちょうど誕生日の割引もあって。
初めて買ったロードバイクはキャノンデールで今も持っています!
生活圏によって、乗る自転車も変わってきますよね〜。
キクちゃんの、いつでもマウンテンにもロードにも乗れる環境って、改めて…贅沢だ!
ロードバイク歴も10年を越えていますが、クリスさんの根っこはマウンテンバイカー、ロードレーサーどちらだと思いますか?
自分の世代だと最初の頃はBMXしかなくて、マウンテンバイクもなかったんです。
とりあえずジャンプできるところを見つけて遊んでました。
子どもの頃、サッカーもやっていたんですが、本気のスポーツがサッカー、自転車はもっと身近というか、遊び(ファン)という感じの存在でしたね。なのでどちらというのは難しくて…“自転車”なら何でも、好きです。
僕も自転車は何でも乗るんですけど、レース活動としては、マウンテンバイクからロードに転向したんです。
そんな中でもやっぱり、オフロード、土の上を走るのが好きだなって思うんですよ。
それは解ります!
うん、マウンテンバイクの方が根っこにあるかもしれませんね。
ロードバイクで走っている時でも(マウンテンバイクのように)ウィリーをしたり、道路と歩道の間の2、30cmの段差があったりすると飛んじゃいます。
ですよね〜!(世界共通!)
人生の約1/3くらいをもう日本で過ごしていらっしゃるクリスさんに、鳥羽に限らず、海外のサイクリストにとって日本がどう見えているのかを是非お聞きしたいです!
まず、1番は道が綺麗です!
アスファルトの状態がとても綺麗。小石や砂利、凸凹がないので、本当に走りやすくいです。
あ〜なるほど…!!
日本人は当たり前だと思っていますが、日本で走るのはフルサポートライド、みたいです。
おお!
それは凄くキャッチーなフレーズですね!
カナダの場合、100km、200km分の水や食べ物を全部積んで走らないといけないですし、ロングライドではプランニングがとても重要です。
でも、日本ならボトル1本あれば平気です。
コンビニも自販機もあるし、最近だとキャッシュレスも増えているので、本当に心配がいらない。パーフェクトなトイレだってあるし…!かなり辺境だとしても水の補給ができてしまいますよね。
確かに…!!
山の中を走るにしても3,40km、自販機がないところを探す方が難しいかもしれませんね。
そうなんです。
海外だと、町から出たら次の町までもう何もない…というのがほとんどです。
そうか…30kmぐらいコンビニがない、なんて不便のレベルじゃないんですね〜。
その目線だで考えると、海外のサイクリストにとっては、日本ならばどこでも、ものすごく走りやすい場所、ということになりますね!!
はい。“自転車専用道路”があるところも増えてますよね。
しまなみ海道を走った時には、橋から眺める海、景色もとても最高でしたが、それと同じくらい、車の心配をせずに、自転車が自由に走れる自転車だけの道に感動しました。
日本中、走ってみたい場所がたくさんあります。
日本はサイクリスト向けの対応って、まだまだこれから…という印象でしたが、
そう言ってもらえると、日本人として…嬉しいですね〜!!
特別な道ではなく、ごくごく普通の道路を”走りやすい”と言って貰えるなんて…日本って凄く恵まれているんじゃないか?!と、改めて気付かせていただきました。
“フルサポートライドができる国”をキャッチフレーズにもっともっと世界に知っていただけたらいいなと思う一方、でもやっぱり基本は大事なので!
準備は入念に!計画的に安全なライドを楽しみましょう!!
基本ができているからこそアレンジができるわけなので、間違ってもボトル1本で出かけるのはNGです!!
次回は、お楽しみ!クリスさんが日頃よく走っている地元・鳥羽のスポットを教えていただきます!!
【取材協力】クリストファー・ダグラスさん
カナダ出身、14年前に来日以来、三重県鳥羽市在住。
現在は鳥羽市商工会議所職員として、インバウンド向けの観光情報発信や受け入れサポート等を行う。
現在は、ロードバイクがメインだが、幼少期からBMX、マウンテンバイクと、常に自転車を身近に生きている。
旺盛な好奇心で、日本での生活を謳歌している。
ridewithgp https://ridewithgps.com/users/7942268
strava https://www.strava.com/athletes/46244285
仕事終わりに自転車に乗るのが日課!
”クライマー”気質で、若者に負けじと坂道を攻めてます!
カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!
2024.11.02
今月も鳥羽サイクルステーションのことを広くお知らせするための
「ニュースレター」第6弾が完成しました。
今回の鳥羽近隣エリアのサイクリストさんをリレー式に取材中の“ローカルさんに聞いてみた!”では、”距離”や”スピード”ではなく”変化”を楽しむために自転車に乗る、ジェントルマンな喜畑さんにお話を伺いました。
本文記事はこちらから:https://www.toba1ban.co.jp/news/4270/
どうぞご覧いただけますと幸いです。
カテゴリー:サイクルステーションの情報, ニュースレター