三重県鳥羽市にある、真珠のお買い物から食事まで楽しめる複合施設。伊勢・志摩・鳥羽のグルメ、お土産なら鳥羽1番街。

伊勢、志摩、鳥羽のグルメ・お土産なら鳥羽1番街

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ローカルさんに聞いてみた!!カテゴリーの記事一覧

ローカルさんに聞いてみた!Vol.6 小林愛さん①自転車との出会い編

2024.08.06

鳥羽を中心に、近隣エリアのローカルサイクリストさんにオススメルート、スポット、食事処などを教えてもらうコーナー第6弾!

リレー方式のこの取材企画、今回はVol.5 東さんからのご紹介で、
ケーケー山本自転車店のチームメンバーで、三重県在住の女性トライアスリート・小林愛さん


東さんから多彩な趣味と特技と嗜好をお持ちで”話題豊富な素敵な女性”、と取材前から興味をかきたてられるご紹介をいただいていた通り…とっても楽しいお話を聞かせていただきました!

小林さん

”沼”のきっかけは、借りたロードバイクから

小林さんよろしくお願いします!
早速ですが、自転車を始めたきっかけは何だったのでしょう?

よろしくお願いします!

もともと自転車に興味はあったのです。
とあるご縁で、女性用のサイズで使っていないロードバイクをお借りしたことが始まりでした。

その時の自転車がとにかく楽しくて、楽しくて!一気にハマってしまいました。

そうだったのですか!
確か自転車に興味はあるという方は一定数いますが、そこから次のアクションを起こすところのハードルが高いのですよね。
小林さんのように最初のキッカケがあるとうまく入っていけますね!

はい。
そして連れて行ってもらったのが”伊勢志摩・里海トライアスロン”の会場になっている”大矢浜海水浴場”!
しかも、ちょうどトライアスロンの方々が練習をしている日だったのです。

なるほど…最初から凄いところに連れて行かれましたね〜!
(キクちゃんが初めてロードバイク乗る人なら、まず車通りが少なくて人もいなくて、平坦で走りやすい道とかかなあ…?!)

そしてなぜかトライアスロンに誘われて…

あれ?あれ?あれ?
なんかこの流れはどこかで聞いたような流れだぞ?!笑

そうなんですよね。よくある流れでして…

それでも、普通はやろうとは思わないです!!!

泳ぎは少しはできるから、あとは走れればできるかなって思っちゃったんですよ。笑

あー…それが沼にはまっていってしまったきっかけだったんですね!

とはいえ、トライアスロンは専門性のある3種目をやることになるので、
自転車だけ・スイムだけ・ランだけ、では成立しないので”トライアスロンをやっている人”に出会ったことも大きな要因でしょうね〜!

実際にトライアスロンを初めてみて、どうでしたか?

それがとにかく走れなかったんです。
本当に悔しいぐらい…!!

最初の頃は5kmも走れなくて。
それでも少しずつ走れるようになってきてマラソンも走るようになったんですよ。

…!!!
その時点で挫折しそうなところ…今やマラソンまで…!!

なるほど!
車輪が付いていない状態で走るのがめっぽう苦手な(頼まれても嫌…笑!)キクちゃんには…雲の上ような話ですっ!


やっぱり紹介していただいたお話の通りちょっと”普通”とは違う人だ…!!と、妙に納得するキクちゃんなのでした。

伊勢志摩・里海トライアスロン:2013年に第1回開催。三重県志摩市から同県度会郡南伊勢町にかけて開催されるトライアスロン大会。
透明度が高く、伊勢志摩国立公園の一部で真珠養殖発祥の地でもある大矢浜海水浴場、情緒あふれるビン玉ロード、浜島の街中を走るランはアップダウンもあり走りごたえたっぷりのコース!!

参照:伊勢志摩・里海トライアスロン公式サイト 伊勢志摩・里海トライアスロンFacebookページより

小林さんの、頑張れる理由

そうそう、私、マラソンの時はコスプレをして走る時があるんです!

おー!
マラソンイベントとかで走られている方、いますよね!

そうなんです!
コスプレをして走るのってすっごく頑張れるんですよ。

え?頑張れるんですか??

個人的には暑そうだし、重そうだし…、絶対に走りにくいだろうなぁって思ってるんですけど…

もちろん、それは間違いないです!

でも、街頭で応援をして頂いている方から沢山の声援を受けるんですが、
コスプレをしている時は…例えば”初音ミク”で走っていれば
「初音ミクー!がんばれー!」
って大勢に対しての声援ではなく、見ず知らずの選手なのに、
間違いなく私を応援をしてくれているんです。

確かに!
それは確実にパワーをもらえますよね

そうなんです!
もう無理…と、心折れそうな時ほど、沿道にいるたくさんの観客の方から応援していただけることが本当にパワーになります。

だからコスプレして走るのが大好きなんです!

なるほど…!
応援する側にしても、声をかけやすいですもんね〜!なるほど。
斬新で、コスプレランナーへの見方が変わりました!
(今度からコスプレランナーを見かけたら全力で応援しよう!!)

とっても楽しくトライアスロン、マラソンを語る小林さんから、”尋常ではない”部分が徐々に出てきましたね!更に深掘りする次回をお楽しみに!


次回は、小林さんのエベレスティング挑戦のお話です。


【取材協力】小林 愛さん(エステサロンオーナー)

三重県在住、自転車歴は4年。
好奇心と挑戦意欲が高く、まずはやってみるタイプで、誘いのままにトライアスロンをスタート!今では苦手なランを克服、ラン・スイム・バイクの3種目をこなすトライアスリート。

小林さんの普段の姿は、松阪市内でトータルビューティサロン「BE:LABO(ビーラボ)」経営者でありエステティシャン!男女問わず幅広い世代の方に愛されるサロンを目指したお店で、1人1人のお悩みに沿ったアドバイスを得意としています。クチコミの評価からも、その技術の高さ、丁寧な接客、心地よい空間と、人気ぶりがうかがえるお店です!

地元開催のレース(トライアスロン、ヒルクライム)は常連参加!
沿道の応援をパワーにしています!!

カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!

ローカルさんに聞いてみた!Vol.4 東さん③ロングライドに+60km編

2024.07.19

鳥羽を中心に、近隣エリアのローカルサイクリストさんにオススメルート、スポット、食事処などを教えてもらうコーナー第5弾!

前回、東さんに250kmのロングライドルートを教えていただきましたが、まだまだ”走り足りない”時のためのとっておきルートがあるとのことで、続編です。

全部制覇すると…総走行距離310km…になりますが途中の立ち寄りスポットまでだけでも、十分お楽しみいただけること間違いなし!ですので、是非参考にしてみてください!

桐垣展望台(ともやま公園付近)

まだまだ走り足りない方には、+30km(片道)

大台」から「宮川ダム」方面に行くと30km(片道)程です。
解りやすいところで「道の駅 奥伊勢おおだい」を出発にしてみますね。
こちらの、宮川ダム方面も、オススメの立ち寄りスポットがあるんですよ!

参照:観光三重「宮川ダム湖」

宮川ダム:タマキさんも夏におすすめのルートとして紹介(詳細はこちら)。

週末限定で大人気の「ミヤグチ氷店」のかき氷外せませんね!

ミヤグチ氷店 :大台町、宮川沿いにある山の中にある古民家を使った”週末限定営業”のかき氷やさん。口コミでも評判の、行列のできるお店。(予約も受け付けているので、予約をしていくのが◎)
参照:ミヤグチ氷店 公式Xより

うわ〜!この写真は全部東さんが撮られたんですよね!!
(絶対もっとあるはず…一体何回訪れていらっしゃるんだろう…)
これは惹かれますね〜!!水分と糖分を一気にチャージできそうです。

建物も情緒があり、雰囲気も良さそう。わざわざ行って食べたいかき氷ですね!
この記事を読んだらますますお店に行ってみたくなりました!


BOUQUET(ブーケ):本格グルメハンバーガーと素材にこだわったシンプルふわもちドーナツのお店。清流宮川を展望できる最高のロケーションで美味しいハンバーガーが楽しめます。

BOUQUETのハンバーガーは約30種類以上の豊富なメニューから選べるのもポイントです。

罪悪感なく食べられるハンバーガー、良いですね〜!!
う〜ん…食べたいっ!


月壺
:奥伊勢エリアの名物・鮎(あゆ)。鮎生産者が経営する、刺身、塩焼き、へしこ、鮎料理定食等、一年中鮎を楽しむことのできるお店。

鮎のお店なんですが、カレーも美味しいんですよ!

なんと、そこがまた良いですねっ!
こちらもまたカレーの種類が豊富…!!
わざわざ訪れたいお店ばかりですね!

”伊勢志摩一周”にプラスして、宮川ダムまで行くと総走行距離・約310km
(うん…これはオススメ全部まわって食べても”カロリーゼロ”ですね!)

我こそは…という方、ぜひチャレンジしてみてください‼︎

チームの仲間のみなさんと!

自転車乗りなら、ここ(三重県)に住め!

東さん、本当に充実した内容をたっぷり、ありがとうございます。
最後に東さんの考える”サイクリスト目線”での三重県がどんな場所かを教えてください。

海もあり川もあり、海岸沿いを走ってたと思うと、いつの間にか山の中に入ってたり…、その上、実はど平坦な道(”伊勢志摩一周”の22kmど平坦ルート)もある。
色々な景色を楽しめますので”自転車乗りなら、ここに住め”という感じですね!

自然豊かで、起伏もあり変化を楽しめますもんね!!
わざわざ遠方まで行かなくても、すぐに多様なルートをとれるというのは、強いですね!
実は僕自身、走った際にこのあたりは平坦なコースが取れないなぁという印象が強かったので、ど平坦の場所もあるというのは新しい発見でとても勉強になりました!
ありがとうございます!!

今回も東さんに充実したお話を聞かせていただき、ケーケー山本自転車店さんのチームの皆さんは本当にもの凄い距離を乗る方達で、とても充実した自転車ライフを送っていることがよく解りました。そして、みなさんオススメスポット情報がとっても濃いです!

楽しみ方は人それぞれな中で、世代を越え、種目に関わらず、自転車を通してチームのみなさんが交流していらっしゃることも、とても素敵だなと思います。

キクちゃんも、近くでもっと仲間を増やしていきたいと思います!
今回も素敵なご縁、ありがとうございます!

【三重県・伊勢志摩の観光情報はぜひこちらもご参照ください】
・観光三重:https://www.kankomie.or.jp/
・伊勢志摩観光ナビ:https://www.iseshima-kanko.jp/


【取材協力】東 功さん(会社員)@「サイクリストの聖地」しまなみ海道での1枚

生まれも育ちも伊勢市。
スポーツバイクに限らず、自転車といえば、地元の老舗自転車屋さん「ケーケー山本自転車店」さんで買うのが家族の定番で、現在はショップチームのメンバーとしても自転車ライフを楽しんでいる。
ヤマザキYショップの「特選 豆いっぱい豆大福」が大好物でお気に入りの補給食。

初めはこんなに自転車に乗るようになるなんて思っていませんでした。
クロスバイクを買ったことが、笑い話ですね!

カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!

ローカルさんに聞いてみた!Vol.4 東さん②ロングライド編

2024.07.11

鳥羽を中心に、近隣エリアのローカルサイクリストさんにオススメルート、スポット、食事処などを教えてもらうコーナー第5弾!

今回は距離バグの方必見!1日フルに自転車に乗る!ロングライドルートを教えていただきました。

(★東さんの自転車との出会い…はこちらから!)

東さん(手前)とチームの仲間

ガッツリ走る、東さんの定番ルート!

伊勢を拠点にする東さんにも、オススメ・定番ルートをご紹介いただきました。

大体、1回乗ると200kmくらい走るんですが、今回はチームで”伊勢志摩一周”と呼んでいる定番ルートがあるので、そちらをご紹介します。
伊勢出発で、鳥羽からパールロードで志摩、南伊勢〜紀北町〜大紀町〜大台町〜多気町とぐるっと周ります。

毎回、200km越えとなると、朝はかなり早そうですね。

交通量が多くなるエリア(伊勢・鳥羽あたり)を通学・通勤時間前に通過するように、3時頃に出発しているので、スムーズに走ることができます。

わお!(これは本格的に…ガチのやつ)
真っ暗な時間帯に出発で、1日フルに乗る感じですね!

夜明け前の麻生の浦大橋(オウノウラオオハシ)@鳥羽市浦村町

時間的にちょうど、日の出頃に天気が良いと富士山が見える、絶景スポットに辿り着くんですよ!

えっ?!富士山って…この地域でも見える場所があるんですか?!
知りませんでしたっ!!

石鏡」という沿岸沿い地域で、”富士山が見えるのは冬の晴れた条件の整った日”と言われていますが、偶然、夏でも見ることができたんです。
この時間だと日が昇るまでの富士山が照らされた神々しい姿が見られます。

富士山展望所(石鏡):パールロード沿いにあり冬の晴れの日、富士山が見える場所。
特に、三重県志摩市や鳥羽市の一部の海岸線沿いでしか見ることができない珍しい”浮き富士”が見られることも特徴。
(参考:中日新聞「令和山景」美しい写真も見られます!)

面白展望台の手前から、一旦山側(内陸)に入り、志摩に向かいます。
伊勢志摩エバーグレイズ (日本で初めてグランピングを始めた”アメリカンアウトドアリゾート”)のあたりからは、志摩スペイン村が一望できます。

アベックモンクールavec mon coeur):100%手作りにこだわり、ハード系からソフト系、お惣菜パンからスイーツ系、ケーキや焼き菓子まで揃えるパン屋さん。
パンもさることながら、毎年期間限定(5月GW前〜9月中旬頃)で販売の「かき氷」はメディアにも取り上げられる人気商品で、専用予約フォームを備えるほど!!
その時期の旬なフルーツなどを使ったソースがたっぷりかかった、柔らかくてふわふわなかき氷は遠方からでも食べに行く価値あり!(メニューは随時変更)

パン屋さんなんですが、期間限定・ふわふわの「かき氷」が絶品です!

わ〜!!すごく贅沢なかき氷!
お店のInstagramの写真からも、美味しさが伝わってきます。
これは最初のご褒美に良いですね〜!

大矢浜海水浴場:英虞湾(あごわん)に面した、波が穏やかで小さい子どもでも安心して楽しめるビーチ。シーカヤックやサップ、ビーチバレー、休憩スペースなどもあり。

この海水浴場はタマキさんや、チームのメンバーも出場する「伊勢志摩・里海トライアスロン大会」が開催される場所なんですよ!

網元の店 八代:大将が伊勢志摩各地の魚市場で目利きした、新鮮な朝獲れの魚介類が特徴!「伊勢海老大漁丼」「特上大漁丼」など、メディアでも多数取り上げられる人気店。

海鮮ならココ!美味しい海鮮丼が食べられます!

おお〜!!海鮮丼、良いですねぇっ!食べたいっ!!

この後は紀北町まで、暫く国道260号線をず〜っと走ります。

ひたすら…(この直線だけで70km近くある…)
これは、やっぱり”ご褒美(海鮮丼)”を食べないと頑張れないかも…笑

この辺りはタマキさんが紹介していたオススメスポットも出てきますよ!

あ、本当ですね!
ボリュームごはんの「やんがや」さんはこのルートで寄るのも有りですね!
その後卵卵(らんらん)ふわぁ〜む本店さんでシュークリームとか…!

(笑)

私はヤマザキYショップの「特選 豆いっぱい大福」が好物で、補給食と言えばコレ、というくらいにお気に入りです。Yショップはなかなかないのですが、なんと、このルート上には4店もあるんです(マップ上の紫マーク)。

さて、「卵卵ふわぁ〜む本店」さんまで来たら、北上します!
ここからがぐっと250mくらいの上り基調です。

大台からは、宮川〜櫛田川沿いを通って松阪市内へ。

「櫛田駅」手前、県道756号線あたりからはとても走りやすいど平坦な道が22kmです。

なるほど、ゴールに向かっては優しい道になるのですね〜!!

このルートで、休憩や寄り道したを入れて、大体250~260kmくらいです。

東さん、全然200kmじゃないですよ〜笑!!
(200kmのつもりで聞いていたんですが…やっぱり、こうなりますよね!笑)


東さんに伺った”伊勢志摩一周”は、ここまでで【走行距離 約250km、獲得標高 約2,135m

ちょっと物足りないな…という時には「大台」から「宮川ダム」方面に行くと30km(片道)程、余計に走れるのも、このルートの良いところです。

タマキさんがおっしゃっていた
いつも(チームで)走る時「今日は●●km走るぞ」っていうと、大体プラス40km…はある感じなんですよね!笑』…まさに…このことですね!!笑

ということで、次回は”伊勢志摩一周”「+60km」ルートをご紹介いただきます!!
乞うご期待!!


【三重県・伊勢志摩の観光情報はぜひこちらもご参照ください】
・観光三重:https://www.kankomie.or.jp/
・伊勢志摩観光ナビ:https://www.iseshima-kanko.jp/


【取材協力】東 功さん(会社員)@「サイクリストの聖地」しまなみ海道での1枚

生まれも育ちも伊勢市。
スポーツバイクに限らず、自転車といえば、地元の老舗自転車屋さん「ケーケー山本自転車店」さんで買うのが家族の定番で、現在はショップチームのメンバーとしても自転車ライフを楽しんでいる。
ヤマザキYショップの「特選 豆いっぱい豆大福」が大好物でお気に入りの補給食。

自転車に跨ると、ついつい”行けちゃう”と思ってしまうんですよね。
でも、ケガをしてもそれ以上の楽しさがあるからやめられません!

カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!

ローカルさんに聞いてみた!Vol.5 東さん①自転車との出会い編

2024.07.04

鳥羽を中心に、近隣エリアのローカルサイクリストさんにオススメルート、スポット、食事処などを教えてもらうコーナー第5弾!

リレー方式で取材をさせていただいており、今回はVol.4 タマキさんからのご紹介で、ケーケー山本自転車店のチームメンバーであり、タマキさんの”自転車の師匠”のお一人という、東(あずま)さん
にお話を聞かせていただきました!

人柄の良さが滲む穏やかな笑顔の東さん。
自転車に乗ると200kmは優に超えるロングライドが定番の”距離バグ”の方でした。

東さんと愛車

自転車との出会い〜クロスバイクからロードバイクに

タマキさんから”師匠の一人”と伺っているのですが、自転車歴はどのくらいですか?!

53歳頃から自転車に乗り始め、今9年目で、還暦過ぎた遅咲きなんですよ。

えっ?!全然そんな風に見えません!!
やっぱりスポーツしている方は年齢不詳ですね〜…!

どんなきっかけで自転車に…??

もともと、通勤に自転車(ママチャリ)を使ってはいたんです。
そんなこともあり、職場で一回りくらい上のロードバイク乗りの先輩から、サイクリングを誘われたのです。

でも、誘われたものの、3年くらいは断っていたんです。

3年も!先輩もかなり根気良い方ですね。
(東さんの素質を見抜いていたのかも…)

ある時、偶然、帰り道にカッコイイロードバイクを見かけて…、それがきっかけですね。

タマキさんも話されていましたが、私も山本さんに「自転車で何がしたいの?」と聞かれ、話をするうちに「東さんのような方は、ロードバイクが良いと思う」と言われました。でも、その時はそんなにガッツリは乗らないだろうと、クロスバイクを購入しました。

なるほど、最初はクロスバイクからだったのですね!
それが…今では200km以上を難なく乗っちゃう距離バグの人に…。

山本さんからもすぐにロードバイクが欲しくなりますよと言われていたのですが…案の定、言葉の通りになりました。

なんと…笑!!

早速、先輩と一緒に、先輩はロードバイク、私はクロスバイクでサイクリングに行ったんですが、一回り上の先輩に敵わないわけですよ。悔しかったですね〜

そしてクロスバイクを購入して3回目のサイクリングの時、ついつい行けると思ってしまったんですね、落車して、鎖骨を骨折してしまいまして。
3ヶ月後に復活するタイミングで、ロードバイクに買い替えました。

(なるほど…猪突猛進、突っ込めーって、行っちゃうタイプでしたか!)
3ヶ月で買い替えとは、山本さんの予想通りになったのですね!

はい。
自転車に跨ると、スイッチが入っちゃうタイプだったのですね。
実はここも(額の傷を指して)、先日の落車キズです。

色々伺うと、ますます山本さんの”ロードバイク”をオススメした理由に納得するキクちゃんなのでした。

山本さん、タマキさんとのご縁

ところで、ケーケー山本自転車店さんでの自転車購入は、偶然だったのですか?

地元で老舗の自転車屋さんということもあり、息子の自転車を買っていましたし、自分の自転車も一緒に買ったこともあり、我が家では自転車といえば山本さんのところでしたね。

当時、子供の自転車を買うと泥除けの部分に住所と名前を書いてくださっていたのですが、山本さんのお父さんが本当に筆の達者な方だったことをとてもよく覚えています。

懐かしい…昔はよく見かけましたね!

自転車以外の些細な部分へのサービスや配慮、「自転車で何がしたいの?」のという山本さんの質問にもあるように、”モノ”を売るのではなく”人”を見ているからこそのご商売の仕方が老舗たる所以で、自転車=ケーケー山本自転車店さん、と地域で親しまれる理由ですね、きっと。

では、ロードバイクを買い、ショップのチームで活動する中でタマキさんと出会った、ということですね?

それが、実はタマキさんとは”再会”だったのです。
タマキさんが小学校低学年の頃、エリアは違ったのですが、息子のスポ少の練習に参加していたんですよ。

最初は気づかなかったのですが、タマキさんの方から言われて…「あぁ!」と!

約20年ぶりくらいの再会だったのですね?!
いや〜県内とはいえ…本当に凄いご縁ですね!

ちなみに、東さんもトライアスロンをされるのですか?

いえ、私はトライアスロンはやっていません。
学生時代、陸上をやっていたのでランはできるのですが…

”自転車とランはできる”ってどこかでも聞いたような…笑
(タマキさんのはじめと一緒…!!)

でも、スイムが苦手で…。
トライアスロンのスーツって、水に浮くようにできてるとは聞くんですが…どうも信用できなくて!!笑

解ります、僕も同じです!!(僕の場合、走るのも苦手ですが)

そうは言いつつ、東さんがトライアスロン始めるのも、時間の問題のような気がしてならないキクちゃんでした。


次回は、東さんのロングライド・定番ルートを教えていただきます!


【取材協力】東 功さん(会社員)

生まれも育ちも伊勢市。
スポーツバイクに限らず、自転車といえば、地元の老舗自転車屋さん「ケーケー山本自転車店」さんで買うのが家族の定番で、現在はショップチームのメンバーとしても自転車ライフを楽しんでいる。
ヤマザキYショップの「特選 豆いっぱい豆大福」が大好物でお気に入りの補給食。

休日は、夜明け前、薄暗い早朝出発の1日フルに使ったロングライドを満喫しています!朝焼けのパールロード沿いの景色は特に絶景です!

カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!

ローカルさんに聞いてみた!Vol.4 タマキさん③大紀町〜伊勢ロングライド、鳥羽近隣 編

2024.06.14

鳥羽を中心に、近隣エリアのローカルさんにオススメルート、スポット、食事処などを教えてもらうコーナー第4弾!

前回に続き、女性サイクリストでトライアスリートのタマキさんに、今回は大紀町〜伊勢ロングライドルートを教えていただきました。(総走行距離 約200km目安)

大紀町〜伊勢、たっぷり走るルート!!

普段は伊勢を拠点にするタマキさん。
大紀町拠点ではなく、伊勢を出発地点に大紀町を回る定番ルートもご紹介いただきました。
その距離…約200km!サラッと言いますが…さすがトライアスリート。

いつも(チームで)走る時「今日は●●km走るぞ」っていうと、大体プラス40km…はある感じなんですよね!笑

どうして自転車乗りって距離で詐欺をするのでしょうか問題ですね?笑
”あとちょっと”が10kmとか…

大紀公園以降は前回のルート…ということで、大紀公園ー伊勢で通るルートはこちら。

大紀公園 → 錦峠 → (国道260号線) 紀勢南島トンネル 〜 南伊勢 → やんがや → 迫間浦の鯛のモニュメント → (県道719号線北上) → 伊勢市内。

今回は1本道をぐいぐい走る感じですね!

やんがや:サイクリストに嬉しいボリューム満点ご飯!!ここでフルチャージできちゃいます。
地元のお魚を使ったお寿司もあります。

私はやんがやの定番”ラーメン”と”カツ丼”を両方をお得に楽しめる、カツ丼ラーメンセットをいただきました!

わぁ素敵…!!
ふわふわのカツ丼に、ラーメンなんて…極上のセットじゃないですか〜!

南伊勢町・迫間浦の鯛のモニュメントと愛車!

南伊勢は、鯛の養殖の名産地。
古くから鯛の養殖が盛んに行われ、迫間浦は「タイの里」とも呼ばれています!
撮影スポットにもなっているので、通過する時は是非!

鯛のモニュメントを通過した後は、県道719号線(サニーロード)をずーっと北上すると伊勢市内に到着です。

本当に走り応え満点!
気合を入れて臨むフルコースですね〜!
(これなら安心して「やんがや」さんで食べてもカロリーゼロですね、うんうん🎵)


鳥羽1番街 と、近隣エリア

鳥羽城跡 城山公園の ハートTOBAのモニュメント。

城山公園:鳥羽湾を一望できる見晴らしの良い公園!広場や遊歩道が整備されており、春には桜の名所として多くの花見客で賑わいます!鳥羽と言えばの代表的な撮影スポットにも!

やっぱり、定番になってしまいますが、足があるならばパールロード(地図右側)は楽しいのでおすすめしたいです!
万が一…のとき「サイクルトレイン」もありますし!

ちょっと足に自信がないな…という時や、今日は疲れているな、という時は、少し内陸側の五知(ごち)(地図左側)ルートという手も。

五知のあたりは比較的平坦なので確かに走りやすそうですね!
元気があるなら”パールロード”、
無理せず自走をするなら”五知”経由。
辛くなったら”サイクルトレイン”の三段構え

鳥羽1番街の向かいの「ドルフィン公園」にて。

そういえば、タマキさん、先日チームのみなさんと練習の際に鳥羽1番街さんに寄っていただいたそうですね!

はい、トライアスロンの練習での拠点にさせてもらったんですが館内にサイクルステーション・サイクルラックがあるのに驚きました!
防犯的な面でも、館内というのは嬉しいですね!

やはり、安心材料になりますよね。

はい!とてもポイントが高いと思います!

ただ、サイクルステーションに行くには真珠屋さんの前を通るじゃないですか。
この格好で…いいのかな⁈と、逆に申し訳ない気持ちになりました。汗

確かに…でも1番街さん的にはウェルカムですので、安心してください!
是非どんどん使ってください(^^)
それから、緑のマットの上はクリートのままでOKです!

★鳥羽サイクルステーションへのアクセス(おさらい)

せっかくなので、タマキさん目線で他にも良かった点、要望などがあったら是非、参考に教えていただきたいです!!

外に自販機があるのは良いなと思いました!
特に、鳥羽は平気ですが、三重県の南側(尾鷲、紀北)方面に行くと気には、早朝や夜だとやっていないエリアがあったりするので、重要なポイントになるかなと。

それから、3Fの飲食フロアで食べたカレーとパスタが美味しかったです!「わんぱくセット」みたいな、カロリー補給ができるセットがあっても嬉しいなと思いました!

そうですよね!
主菜はそのままで”ごはん(炭水化物)だけ2人前”みたいなメニューができたら嬉しいなと個人的に思ってるんですよ。笑

サイクルラックにメニューを貼るのも、良いかもしれません。
”お土産屋さん”のイメージが強いので、館内で美味しいごはんが食べられることを知らない方もいらっしゃるかもしれませんので…!!

なるほど…!!
とても貴重な意見ありがとうございます!

今回もたっぷり充実したお話・貴重なご意見を聞かせていただきました。
タマキさんにご紹介いただいた大紀町ルートは本当にローカルさんだからこそのネタで、
調べれば調べるほど、魅力いっぱいの地域!
こんなご縁もなければ絶対に知らなかった場所なので、素敵なご縁に感謝です。

そして、タマキさんを通じて、改めてケーケー山本自転車店さんが「自転車を通じて、ひとの人生を豊かにする」ということを実践されていることにも、同じ自転車に関わる人間として深い感銘と刺激を受けました!

素敵なご縁、ありがとうございます!


【取材協力】タマキさん

大紀町出身、現在は伊勢市内在住。
同じく伊勢市のケーケー山本自転車店さんのチームでロードバイクや、トライアスロンを楽しんでいます。
ロードバイクに乗ってから、県内各地、地元大紀町の魅力をたくさん知るようになりました!

延さん(ケーケー山本自転車店の山本さん)に出会い、チームの親分たちのおかげで
自転車ライフを満喫しています!

カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!

ローカルさんに聞いてみた!Vol.4 タマキさん②大紀町編

2024.06.07

鳥羽を中心に、近隣エリアのローカルさんにオススメルート、スポット、食事処などを教えてもらうコーナー第4弾!

女性サイクリストでトライアスリートのタマキさんに、今回は気軽に楽しめる、おすすめルートを教えていただきました。
【走行距離 約30km、獲得標高 約480m】

(★タマキさんの自転車との出会い…はこちらから!)

瀧原宮にて

タマキさんのふるさと・大紀町おすすめルート!

伊勢を拠点にするタマキさんですが、今回は出身地である大紀町(たいきちょう)中心におすすめルートをご紹介いただきました。

国道42号線はフラットで交通量も少ないので、本当にいつ行っても走りやすいです!
ただ、コンビニや補給食、飲み物の補給等は便利では無いので…その点は準備してお出かけください

塩浜山村広場からの錦港/提供:三重フォトギャラリー

阿曽温泉Pあり):紀勢大内山IC /大宮大台ICから車で10分。廃校となった小学校の校舎を再利用した温泉施設で、産直、食堂もあります。駐車場もあるため、ルートをまわってお風呂で汗を流せるので拠点にオススメ。

大紀公園:地元で愛される「大内山牛乳」4mの巨大な牛乳パックのモニュメントが特徴。ここで記念撮影を撮る方多数!裏側はコーヒー牛乳になっています!

※巨大な牛乳パックの像について詳細はこちらもぜひ!
「誰が何のために? 三重の公園にそびえ立つ、巨大な「牛乳パック」の謎を追う」

大内山ミルク村:大紀公園の牛乳モニュメントの「大内山牛乳」さんのお店!ソフトクリームがとっても美味しい&メニューも豊富でリーズナブル!

メニューは食べログでチェック!

道の駅やお土産処などでも牛乳、ヨーグルト等、色々商品がございますので、見かけたらぜひ!三重県民の自慢ですっ!!
大内山酪農農業協同組合さんHP

現金精算のため、現金を忘れずに!
(ここに限らず、南下エリアは現金のみのお店も!)

大事!大事!
確かに…都会だと財布無しでスマフォ決済だけの人増えてきましたもんね!


頭之宮四方神社(こうべのみや:「おかしらさん」と呼ばれ信仰され、日本で唯一「あたまの宮」と名付く神社。特に首より上の諸祈願、厄除け、方位除けに信仰を集め、各地から参拝者が訪れています。県立自然公園区域内にあり、四季折々大自然の美しさと荘厳さを感じられるのも見どころ!

卵卵(らんらん)ふわぁ〜む本店 (紀北町):卵屋さんが毎日採れたての卵と、大内山の搾りたて牛乳を使った心にも体にも優しいスイーツが大人気!


道の駅 紀伊長島マンボウ (紀北町):全国的にも知名度の高い人気の道の駅!!紀北町の特産品や海の幸、山の幸がたくさん!ここでしか食べられない「マンボウの串焼き」や「サメの串焼き」も。食事も、スイーツも楽しめます◎

まさや製菓:地元に親しまれる老舗お菓子屋さんの「まさやのクレープ」。
予約をしないと買えないことの方が多いため、地元でも予約必須の人気商品です!

一般的に想像する「クレープ」とは形も中身も違います!
1枚1枚手焼きでスポンジ・カスタードクリーム・生クリーム全てが1から手作りの量産で限定品!!
近くに行ったら必ず食べたくなっちゃいます!補給食としてサイズも口溶けも最高◎

鵜倉園地(南伊勢町):恋人の聖地に認定された「ハートの入江」で有名。日の出から満天の星まで、豊かな自然が楽しめる絶景スポット。園地内に4つの展望台があり、気候や天候によって異なる表情を見せてくれます!
ーかさらぎ展望台:360度見渡せる、大自然と街並み!
ーたちばな展望台:2022年に「天空のブランコ」が設置され、ブランコから絶景を楽しめます!

天空のブランコ/提供:三重フォトギャラリー

駐車場にサイクルラックがあるので、自転車を止めていけます!

大平つつじ山県の名勝地指定。春になると山の斜面一面に、1万株以上の自生つつじが咲き乱れ、圧巻な景観が広がります。(つつじの開花時期は4月下旬~GW終わり頃まで。)

開花情報はこちらでチェック

こんな感じにぐるっとまわって…スタート地点「阿曽温泉」に戻って、温泉で汗を流す感じだと、どうでしょう?もしくは、皇大神宮別宮 瀧原宮まで足を伸ばして、その先の古民家カフェでランチ…も!

皇大神宮別宮 瀧原宮(たきはらのみや):伊勢神宮(内宮)の別宮として人気を集める特別な魅力を放つ場所。瀧原宮も清らかな川が「御手洗場」となっており、内宮の五十鈴川を彷彿させます。

古民家カフェこんぺいとう:「瀧原宮」から近い、築約130年の古民家カフェ。旬の食材をふんだんに使ったランチや、大内山牛乳で作るプリンなどが人気!店内ではお弁当・お惣菜・パン・大内山牛乳などの販売も行っており、地元の方たちも普段から利用するお店!

一般社団法人 大紀町観光協会さん のサイトもぜひチェック!
「古民家カフェこんぺいとう」以外にも、
大紀町の見どころ、お店情報が詳しく紹介されています!!
写真も素敵★

私はかき氷を食べました!そして…ここでもソフトクリーム!!(笑)

番外編:まだまだオススメの大紀町!

今回のルートから外れてしまうのですが…!
あと2つだけ!(マップには印をつけてありますので是非!)

野原公園の藤棚:宮川沿いの野原公園には60本以上の桜、約60mの藤棚があり、春には多くの人が訪れます。桜は3月下旬〜4月上旬、藤は4月下旬~5月上旬が見頃!

cafeめがね書房:野原公園近くのブックカフェ。落ち着いた雰囲気の中で、珈琲とスイーツと軽食が楽しめます。本の中から飛び出したような、かわいらしいスイーツがとってもキュート。

た…タマキさん!充実すぎますっ!
この距離の中で、途中で神社や絶景スポットを散策もできて、めちゃくちゃ濃厚ルートですよ。
しかも美味しそうなグルメ情報もたくさん…!!で、これでは…消費カロリーが足りなくなりそうですっ。笑

いえいえ、走るのでカロリーゼロですっ!笑

そう願って…走って、食べましょう。笑

それにしても、本当にタマキさんのオススメはどこも行ってみたいところだらけ!!
まるで大紀町の観光大使のようですね〜!

ありがとうございます。
でも、実は私も自転車に乗るまでは全然知らなかったんです。
大紀町のことも、県内のことも…!
自転車のおかげで、たくさんの魅力を知ることができています。

タマキさんの充実感がひしひしと伝わってくるお話でした。
(そして、キクちゃんは取材中にとってもお腹が空きました…!)

次回は、大紀町近隣ぐるっと、ではなく、ロングライド(大紀町〜伊勢)編をお送りします!


【三重県・伊勢志摩の観光情報はぜひこちらもご参照ください】
・観光三重:https://www.kankomie.or.jp/
・伊勢志摩観光ナビ:https://www.iseshima-kanko.jp/
・大紀町:https://www.town.taiki.mie.jp/index.html
・大紀町観光協会:https://taiki-okuise.jp/


【取材協力】タマキさん

大紀町出身、現在は伊勢市内在住。
同じく伊勢市のケーケー山本自転車店さんのチームでロードバイクや、トライアスロンを楽しんでいます。
ロードバイクに乗ってから、県内各地、地元大紀町の魅力をたくさん知るようになりました!

今回のルート外になりますが、紀北町を更に尾鷲方面に南下した時の写真です!
三重県は世界遺産・熊野古道を筆頭に、南紀熊野ジオパークもあり、南に行けば行くほど特に自然深く景観が良い場所がたくさんあります!

カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!

ローカルさんに聞いてみた!Vol.4 タマキさん①自転車との出会い編

2024.06.04

鳥羽を中心に、近隣エリアのローカルさんにオススメルート、スポット、食事処などを教えてもらうコーナー第4弾!

今回は本取材初の女性サイクリスト、Vol.1で登場いただいたケーケー山本自転車店・山本延さんのチームで自転車ライフを満喫されている、スーパーアクティブウーマン。
とっても明るく笑顔が素敵なタマキさんにお話を聞かせていただきました!

タマキさんと愛車

タマキさん、早速ですが、トライアスリートとも伺っているのですが…自転車歴はどのくらいで、始めたきっかけを教えていただけますか?

実は自転車を始めてからまだ3年です!
コロナ禍で、1人でも楽しめることが何かないかなと思っていたところ、友人の誘いもあったことがきっかけです。

自転車選びに、自転車屋さんをいくつかまわったんですが、その時はクロスバイクとロードバイクの違いも知らず、自転車の選び方も解らず、お店で何が欲しいかを聞かれても、答えられず困ってしまうような感じだったんです!!笑

そんな中、最後に行ったのがケーケー山本自転車店さんでした。その時、山本さんは”何を買いたいか”ではなく”何がしたいの?と聞いてくださったんです。
その質問には答えることができて”自転車でできるだけ遠くに行きたい”と言うと「じゃあ、ロードバイクがいいよ」と。

なるほど、山本さんに出会わなければ、今のような自転車ライフにはなっていなかったかもしれないのですね…!!
何気ないようで、”何がしたいの?”は、とても大切な問いですね。
(全国の自転車屋のみなさん!!サイクリスト仲間を増やすためにも…、お店でのきっかけ、大事にしましょう〜!!)

そうなんです!!
ケーケー山本自転車店さんのチームで一緒に走らせてもらっているのですが、その中にトライアスロンをされる方たちがいたことが、トライアスロンを始めるきっかけにもなりました。

元々、水泳をやられていたとかですか?凄い行動力ですね!
僕自身はトライアスロンはやったことがないのですが(走るのも得意ではない…笑)、結構スイムを苦手にする方が多い印象があるのですが…

いえ、水泳はトライアスロンをやることにしてからです。
自転車を買ってから納車までに時間があったので、納車されるまで少しでも体を動かそうとランニングはしていたんです。
そしたら、山本さんに「ランと自転車がいけるんだから、あとはスイムだけだよ!」と…!

それは…笑!(山本さん、策士ですね!)
ようこそ自転車の世界へ。
そうやって、どんどん自転車にハマっていったんですね〜!

月に1〜2回、みんなで走る時、毎回トライアスロンのお話を聞いているうちに、だんだんやりたくなって…!!洗脳されていたのかもしれません!笑

おかげで、ものすごく楽しんでます!!
4月には台湾で、初めて海外のトライアスロンの大会に参加して来ました。
1人では絶対に行けないので、チームに経験者の方がいるからこそなんです。

確かに自転車って1人でも楽しめますが、チームだからこそ学べること、経験できることってありますもんね!
そんな風に楽しんで貰えていると、山本さんも自転車屋冥利に尽きるはず!
素敵な関係で羨ましいです!!

トライアスロンレース中のタマキさん!カッコイイ!!
(台湾のレースに出場したチームのみなさん 参照:ケーケー山本自転車店さまFacebook

なんとタマキさん、自転車歴3年でトライアスロンの国際レースに出場してしまう程のエネルギッシュでパワフルな方!!
その距離、スイム3.8km、バイク180km、ラン42km…!!

これは、元々のフィジカルなしにはできないですね〜!!
(キクちゃんは…バイクだけでも十分お腹いっぱい…)尊敬…!!

台湾のトライアスロンレースでは「コースを間違えて6kmプラスで走った(衝撃…!!)」という、海外遠征の洗礼もひとしきり聞かせていただき、僕自身、コロナ前までは毎年台湾に行っていたので、懐かしく、また台湾に行きたい気持ちでいっぱいになりました。

タマキさんの、夏にオススメのルート!

毎回、お決まりの質問ですが、タマキさんの考える、サイクリストにとっての三重県はどんな場所だと思いますか?

三重県は海、山、川、どこにでも行ける!景色も良い!
サイクリストにとって大好物な場所だと思います

過去記事にも紹介されていたパールロード、茶倉のあたりも本当に良い場所です!
特に夏とか、暑い季節は茶倉(飯高)は涼しいし、オススメです。

確かに、言われてみればパールロードは9月に走った時にもかなり暑かったです。まだまだ夏!みたいな…(普段東北なので油断してました
特に毎年猛暑が続いていますし、これからの季節、川沿い、木陰は楽しく快適に、そして安全に走るためにも重要ですね!

参照:観光三重「宮川ダム湖」

宮川ダム夏の時期によく行くルート。向かう時はゆっくりとした登り基調で木陰があり、川からの心地よい風が吹くので走りやすい。帰りは下り基調なので「お!自分早くなった!」みたいな気分で楽しめます!週末限定で大人気の「ミヤグチ氷店」のかき氷のご褒美付きで頑張れます!

昨日行ったばかりの「七色ダム(七色峡)」もとてもよかったです!
ただ、電波が入らないので知っている人と行くのが安心です。

ダム、これからの季節にはとっても良さそうですね!!
言われてみると、普段ダムの近くを走ることも無いので…楽しそう(ワクワク)。

電波は重要なので、貴重な情報ありがとうございます!

それから、オススメルート、色々考えてみたのですが…、給水とかコンビニとか…”凄く便利”とは言えないのですが…私のふるさと・大紀町近隣を紹介させてもらっても良いですか?!

わー、それはとても嬉しいです!
是非是非お願いしますっ!
(よかった…!アイアンマンじゃない…一般サイクリスト向けのルートを教えてもらえそうだ…ほっ。)

ということで、
次回は、タマキさんに”ふるさと・大紀町おすすめルート”
をたっぷり教えていただきますっ!


【取材協力】タマキさん

大紀町出身、現在は伊勢市内在住。
同じく伊勢市のケーケー山本自転車店さんのチームでロードバイクや、トライアスロンを楽しんでいます。
ロードバイクに乗ってから、県内各地、地元大紀町の魅力をたくさん知るようになりました!

延さん(ケーケー山本自転車店の山本さん)に出会い、チームの親分たちのおかげで
自転車ライフを満喫しています!

カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!

ローカルさんに聞いてみた!Vol.3 和歌山サイクルプロジェクトさん③ 太平洋岸自転車道・三重編

2024.04.24

前回に続き、三重県のお隣・和歌山県で活動をする和歌山サイクルプロジェクト(WCP)のニシバさんゴンザさんに、三重県についてのお話を伺いました!

ゴンザさんとニシバさん

三重県は「自転車の高速道路」?!

早速、三重県内に入ってからのお話をお聞きしても良いですか?

そうですね、と言っても三重県で上陸する場所が鳥羽なので、人口的な部分で言うと桑名、四日市、鈴鹿、津、松坂、伊勢と人口の多い場所を全部すっ飛ばしてるんですよね。

確かに、鳥羽は場所的に言うと三重県の下半分って感じですもんね。
そんな、鳥羽から入る三重県区間は、太平洋岸自転車道の中でどんな印象でしたか?

ハッキリ言って、めちゃくちゃ走りやすい区間なんです。
千葉から神奈川、静岡愛知と東海道と平行するそれなりに交通量がある所を走ってきていて、そこからの三重は、とにかく交通量が少ないんです。

それは確かに!東海道のような、物流のメインストリームみたいな場所から一気に外れる感じですもんね。

はい。そして太平洋岸自転車道で三重エリアは
・山ルート(上のライン)
・海ルート(下のライン)

に分かれているのです。

そうですよね、地図を見ると山側と海側がありますよね。
これは、どちらがオススメとかってあるんですか?

これはですねー、実は2回とも山側を選んでいるんですよ。

お、それはなにか理由があるんですか?

この三重エリアに入るまでずーっと海沿いを走ってきてるわけじゃないですか。
そうなってくると違う景色が見たくなるんですよ

そういうことですか!
確かに飽きると言うか、続けて走っていると別の景色を見たくなるかもしれないですね。

そうなんです、あ、でも、もちろん海沿いでも三重県内でも南伊勢あたりの景色は一押しの景色でもあるんですよ。海よりもちょっと高い位置から海を見下ろすみたいな景色でオススメです。(下図のあたり)

ですから、山側も海側も、前後の行程や「今回はこっち」のように選んで楽しめると思います!

そして鳥羽から(海側の場合は山ルートと再度合流する紀伊長島)から、和歌山県の熊野までは高速道路(紀伊自動車道)と並行する道路を走るのですが、紀伊長島から熊野までは高速道路が無料区間なんですよ。
だからほとんどの車は高速道路を使うため、並行する国道は交通量が本当に少なくて走りやすいんです。もう自転車の高速道路ですよ!

自転車の高速道路!(笑)
でもわかります〜!今年、岩手で同じように高速無料区間と並行する道路を走ったのですが、峠をのんびり30分ぐらい登っているにも関わらず、抜かれた車は2~3台。
めちゃくちゃ走りやすかったです。確かに自転車の高速道路ですね〜!!

あとは最後の和歌山のゴールまで紀伊半島を回っていくわけですね。

そうですね!あとはゴールが待っていると言う感じです。

本当にこれだけの長いライドだとゴールでは想像できないほどの達成感なんでしょうね〜!!

いつかそのくらいのライドをしてみたいものです!
大人に夢を与えてくれる和歌山サイクルプロジェクトさん、ありがとうございます!!

オススメグルメ”三重のお魚は絶品!”

個人的に気になって、毎回みなさんにお伺いしているのですが…”個人的な”オススメグルメスポットを教えていただけますか?

三重県は…まず「この店」ということではなく、本当に魚が美味しいんですよね。
三重で魚を食べたら、他のところでは食べられないですね。

わー!それは他の方もおっしゃっていました!!
ますます説得力が増しました。ありがとうございます!!

あとは、尾鷲にある「すし処 一重(いちじゅう)」さん。
ここは、海沿いのなのでお魚が美味しいのはもちろんですが、娘さんが海外で修業されたパティシエさんでスイーツもオススメできるお寿司屋さんです。

検索してみたのですが、正統派なお寿司屋さんですよね?
ミシュランガイド愛知・岐阜・三重特別版にも掲載されたことがあるお店なんて…!!
(ちょっと着替えてから行かないと…笑)
それなのに本格スイーツもあるんですね!!
お魚好きのキクちゃんとしてはめっちゃくちゃ気になります。

鳥羽〜尾鷲までは往復200kmかけるくらいなので、日帰りでギリギリ行けそうな距離ですね。

あ、でも結構自転車だとハードなコースですよ。
ずっとアップダウン。しかもいや〜なところできつい山が入る…笑

美味しいお魚を食べになら頑張れる…はず…笑
(車だと片道1時間ちょっとです!)

今回で3名の方から三重の魅力を聞いてきましたが、聞く度に、行かないといけない美味しいお店リストが増えているキクちゃんなのでした。

【おまけ】
すし処 一重さんのオンラインショップでは、こだわりのアイス・デザートのお取り寄せができます!!
https://itijyu.stores.jp/


走って感じた 三重・鳥羽近隣の魅力まとめ

鳥羽サイクルステーションは太平洋岸自転車道攻略の重要なゲートウェイ!

太平洋岸自転車道で言うと、三重県に入ってから和歌山に抜ける間には、主要な都市部がないんです。
つまり、この「鳥羽サイクルステーション」が無ければ、ここから先は自転車屋さんがほぼ皆無なんです。

確かに…しかも、その先には太平洋岸自転車道・最大の難所、紀伊半島が構えている…。

ここで食材・食料や補給食、チューブ、バッテリー等を補給したり、整備ができないとカナリ辛いんです。

なるほど!
そういった点でも、鳥羽サイクルステーションはこのコース攻略の重要なポイントになっているんですね!!

そうなんです!
民間のゲートウェイ(※太平洋岸自転車道で設定されているゲートウェイ)でコンシェルジュサービスの他、我々が訪れたタイミングには案内板や更衣室の中に小道具、空気入れも整備してくださっており、まさにゲートウェイと名乗るにふさわしい場所でした。
荷物預かりだけでなく、事前に連絡すれば自転車を送って預かっていただくこともできるとのこと。伊勢ライドの際はここを拠点にしようと思いましたね!

そんな風におっしゃっていただけるのは嬉しいです!

”サイクリスト最後の秘境”

僕らは色々な場所を走っているのですが、特に三重県の南部は”サイクリスト最後の秘境”だと言っています。絶景と走りやすいコースが山ほどあるんですよね。

どうしても交通量も多く、長距離運転の続く場所を車と並走してしまうと、クラクションを鳴らされたり…車のドライバーさんにも、僕らにとってもお互いストレスになってしまいます。
このエリアは国道でも、そういったことがないところもポイントです。

なるほど、確かに自動車専用道路(無料区間)の隣の国道は空いてますもんね〜!

更に、紀伊半島なので雪もほとんどですし。
1年中、いつでも走れるって意味でとても魅力的な場所だと思っています。

確かに、雪国では冬は無理ですもんね〜。

「鳥羽サイクルステーション」は”サイクリスト最後の秘境”ライドの拠点にもできそうですね!!
貴重なお話ありがとうございます!

今回もたっぷり充実したお話を聞かせていただきました。
ニシバさんもゴンザさんも、お仕事をしながらこんなに壮大なプロジェクトを実現されていて、
改めて尊敬!です。

お二人の活動、エネルギーが起爆剤となって和歌山では更なる楽しいことが起きそうです♪
僕も負けずに自転車を通じた楽しいことをしていきたいと感じました。


【参考リンク】
・太平洋岸自転車道をつないじゃえプロジェクト2021 https://pacificcyclingroad.jp/pcr2021/
・TANDEM2023 https://pacificcyclingroad.jp/tandem2023/
・太平洋岸自転車道を繫いじゃえプロジェクト facebook  https://www.facebook.com/connect.the.pacific.cycling.road
・CycleSport 太平洋岸自転車道をつないじゃえプロジェクト2021 https://www.cyclesports.jp/topics/53058/


【取材協力】
和歌山サイクルプロジェクト(WCP) ニシバさん ゴンザさん


FACEBOOKページ https://www.facebook.com/wakayamacycle/
ブログ http://wakayamacycleproject.hatenablog.com
X(旧twitter)https://twitter.com/wakayama_cycle
Instagram https://www.instagram.com/wakayama.cycle.project/?hl=ja

メール wakayama.cycle.project@gmail.com

カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!

ローカルさんに聞いてみた!Vol.3 WCPさん② 太平洋岸自転車道をつないじゃえプロジェクト 編

2024.04.24

前回に続き、三重県のお隣・和歌山県で活動をする和歌山サイクルプロジェクト(WCP)のニシバさんゴンザさんにお話を伺いました。

和歌山を拠点に、地域を盛り上げ、各地に繋がる〜そんなお二人の
自転車を通じた素敵な取り組みに期待が高まります!

ゴンザさんとニシバさん

太平洋岸自転車道をつないじゃえプロジェクト

早速ですが太平洋岸自転車道制覇する「太平洋岸自転車道をつないじゃえプロジェクト」についてお話伺いたいと思います。

実は「太平洋岸自転車道をつないじゃえプロジェクト」は、2回やってるんですよ。

えっ?昨年(2023年)にタンデムで走られていらっしゃいましたよね…!?
その前にも走っていらっしゃったんですね…?!

千葉県銚子市から和歌山県和歌山市をつなぐ「太平洋岸自転車道(PCR)」ができるという話が出ており、2019年頃からPCRが通過する自治体やサイクリング関係者の中で、少しずつ盛り上がり始めていました。
この話を聞いた時に「誰よりも先に完走してみよう!」という話になったんです。
本当は決まって直ぐにでも実行したかったのですが、コロナの真っ最中…ということもあって実際に行けたのは2021年8月でした。

いや〜、それでも6月に正式に選定されてからですから、直ぐのタイミングですね!!

鳥羽1番街さんにもこの時初めて訪問させていただいたんです!
伊良湖から鳥羽までは伊勢湾フェリーを使うのですが、鳥羽港についてから鳥羽サイクルステーションで自転車の準備をして出発…という工程でした。

実は、予定よりも遅れてしまい、営業時間が終わっていたのですが、社長とコンシェルジュがわざわざ待ってくれたんです!翌日も早朝に見送りに来てくださって…!!
 
https://www.cyclesports.jp/news/others/54193/?all#i-2

なるほど!
ここで鳥羽1番街(鳥羽サイクルステーション)が登場するのですね!(ほっ。ようやく鳥羽が出てきた。記事にも嬉しいコメント…、嬉しいです!ありがとうございます!!)

実際に走りながらリアルタイムの配信やLIVE配信をしていたこともあり、本当にたくさんの方に応援していただきました。

CycleSports(サイクルスポーツ)にも紀行、掲載されていましたよね!!
とても詳細なレポートで参考になります!!

https://www.cyclesports.jp/topics/53058/?all#start

ありがとうございます。

そんな経緯から、私たちの活動を知ってくださった大阪で介護・ケアワークに携わる方々が立ち上げたエールラインライドオンクラブさんから、タンデムで走りたいというお声掛けをいただいて2023年の”太平洋岸自転車道をつないじゃえプロジェクト”がスタートしたんです。

エールラインライドオンクラブさん:2018年から活動開始、視覚障害をお持ちの方と共にタンデム自転車ライドを行っており、この活動を通じて、障害の有無や年齢、その方の状態にかかわらず、人生をより豊かにしてくれるライフワークとなりえることを、社会に発信している団体です。

なるほど、そうして繋がっての、タンデムなんですね!

この時は僕もささやかながらクラウドファンディングhttps://camp-fire.jp/projects/view/610181)で応援をさせていただきました。(上から3番目の段の左から2列目!)

TANDEM2023

この時は、タンデムバイクに乗るライダーのサポートライダーとして一緒に帯同をしました。

一度全コース制覇の方がいてくれたら、頼もしいですもんね!本当に心強いサポーターですね!
2023年はGW中で、首都圏エリアでは自転車関係のインフルエンサーさんたちも参加していたりと…盛り上がっているなぁと思って拝見させて貰っていました。

ちなみにスタート地点はなぜ和歌山ではなく千葉からなんですか?

いえ、正式なルートというのが「千葉県銚子市から和歌山県和歌山市」と文章化されているんですよ。
成り立ちは古くて、自転車道自体は1969年の議員立法で成立していて、そこから大規模自転車道路整備事業として整備が進められて2021年の整備が完了したと言う歴史があるのです。
その最初の段階で「千葉県銚子市から」となっているので、このコースに従っています。

なるほど!そうすると千葉からスタートしないといけないんですね。
ナショナルサイクルロード制定にそんなに長い歴史や政治的な部分があったなんて…ビックリです!

ところで、先ほど、鳥羽のところでもフェリーというお話がありましたし、レポートを見てる時にも気になったのですが…途中でフェリーの区間があるんですね?

そうなんです!
伊良湖から鳥羽のところは国道42号線の海上区間なんですよ。

あ!そういう事か。だからこそ道路って言う扱いなんですね。

実は海上区間がいくつかあるんですよ。
千葉の金谷から神奈川の久里浜の海上区間、また三重県内でも御座から浜島までも本来は海上区間だったんですがそこの船がなくなってしまって、ルートとしては設定されているのに行き止まりになってる場所があるのはそういう理由からです。

なるほど!
確かに半世紀も前から設定されているルートだとそういう事もあるわけですね。

本当に丁寧に情報発信をされているので、読み応え&見応えのある動画がたくさんあるので、是非各種リンク先サイトもご覧いただければ嬉しいです。

そして…!!
またまた、凄く興味深い資料も公開されておりましたので、こちらも是非…!!

▼和歌山サイクルプロジェクトのこと、太平洋岸自転車道を走るに至った…経緯のまとめ(頭の中を覗かせて貰えます!!)
地方自治体(元担当職員)から見た自転車活用 とナショナルサイクルルート

※リンク先or画像をクリックすると資料をダウンロードいただけます

次回は、三重県内の区間についてとキクちゃんがいつも聞いてる”個人的オススメスポット”を聞いてみたいと思います♪

【参考リンク】
・太平洋岸自転車道をつないじゃえプロジェクト2021 https://pacificcyclingroad.jp/pcr2021/
・TANDEM2023 https://pacificcyclingroad.jp/tandem2023/
・太平洋岸自転車道を繫いじゃえプロジェクト facebook  https://www.facebook.com/connect.the.pacific.cycling.road
・CycleSport 太平洋岸自転車道をつないじゃえプロジェクト2021 https://www.cyclesports.jp/topics/53058/


【取材協力】
和歌山サイクルプロジェクト(WCP) ニシバさん ゴンザさん

FACEBOOKページ https://www.facebook.com/wakayamacycle/
ブログ http://wakayamacycleproject.hatenablog.com
X(旧twitter)https://twitter.com/wakayama_cycle
Instagram https://www.instagram.com/wakayama.cycle.project/?hl=ja

メール wakayama.cycle.project@gmail.com

カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!

ローカルさんに聞いてみた!Vol.3 和歌山サイクルプロジェクトさん① 0-150GAME 編

2024.04.24

鳥羽を中心に、近隣エリアのローカルさんにオススメルート、スポット、食事処などを教えてもらうコーナー第3弾!

今回は三重県のお隣・和歌山県で活動をする和歌山サイクルプロジェクト (WCP)のニシバさんゴンザさんにお話を伺いました。

鳥羽サイクルステーションとのご縁のきっかけも気になるところですが、まずは和歌山サイクルプロジェクトについて、教えていただきました!

ゴンザさんとニシバさん

元々どういった形で始まって、普段はどのような活動をされているのですか?

自転車で和歌山を楽しく元気にしよう!!という目標のもとに集まったメンバーで和歌山だけに捉われず広域を巻き込んで活動をしています。

実は、私(ニシバさん)自身が和歌山市の職員でして、市の職員提案として「和歌山市を自転車の街にしよう」という提案をしたのです。その際、やはり行政の力だけではサイクリング、自転車の振興が全くできないなということに気付き、どうしようか…といったところで、民間というか実際にサイクリングをしてる人とかサイクリングに興味のある人たちと一緒に何かをしていく必要があるなと。そこで、民間の団体というか”仲間”を集めました。

なるほど…!
民間の力だけでもできない、とは聞きますが、行政の力だけでもできない…というところで、ニシバさんの存在によって良い形が生まれたのですね!

趣旨に賛同したメンバーがチームの垣根を越えて、集まっているんです。ですから、ゴンザも別なチームで、レース会場で一緒になることがあった…くらいでした。

そうなんですね。確かに、一括りに自転車、レースと言っても、それぞれで目的だったり、目指すところが異なりますもんね〜。なるほど…。

最初の活動は、7年程前、台風で紀の川サイクリングロードが浸水してしまって、ゴミや木の枝等で走れない状況になった時に「自分たちが走る場所なら自分たちでキレイにしよう!」という声掛けで集まったメンバーでのサイクリングロードの整備でした。コロナ前までは毎年恒例行事として続いていました。

様々なメンバーがいますので、誰かが言い出した楽しそうなことを本気でやってみる!みたいなノリで色々なことをやっています。

150mの自転車レース「0-150GAME」開催!

ある時、九州で開催されていた自転車で150メートルの直線を競い合う「0(ゼロ)-150(ワンフィフティ)GAME」という大会の話を聞いて、自分たちでもやってみよう!って流れになったんです。

あ、それ!聞いたことがあります!

先ほどのサイクルロードにちょうど良い直線があってそこで開催したんです!

●当日の様子はこちら:https://wakayamacycleproject.hatenablog.com/entry/2017/12/06/122947

150mだとスタートからフルガス(全力)で、めちゃくちゃ盛り上がりそうですね!

そうなんです!
150mだと参加者や観客がコースサイドでずっと応援をされるんですよ!
最初の予選のタイム差を本戦でのハンデキャップを設定することで中学生が大人に勝ったり番狂わせが起こることもあったりと…どちらも気を抜けないレースで、本当に大盛り上がりでしたね〜!

それは確かに番狂わせがあると盛り上がりますよね!
朝日新聞デジタルにも記事載っていますね〜凄い!
動画で見るとますます楽しそうですっ!!

はい。
150mの中で、全体が一体感を持って盛り上がれるのもこのレースの良いところだと思います!その後、他の地域での開催のサポートをさせていただいたりもしました。

良い事例として、他地域にも横展開をされていらっしゃるんですね!
まさに地域活性化に繋がっている気がします!

鍋谷峠でのサイクリストカフェ!

GW中に、鍋谷峠(大阪と和歌山の県境)の頂上でサイクリストにコーヒーを配るという「サイクリストカフェ」イベントも開催しました。
回を重ねるにつれて、噂を聞きつけて多い時には期間中に300人近く集まってくれて。自転車の可能性を感じましたね!
●サイクリストカフェについてはこちら:
https://wakayamacycleproject.hatenablog.com/entry/2018/04/28/074419

わ〜鍋谷峠懐かしいです。(キクちゃん実は大阪人♪)
本当に飲み会ネタを実際にマジメにやってみるとすっごく楽しいですよね〜。
そんなお仲間がいらっしゃるのも素敵です。

あとは、和歌山県自転車競技連盟さんと一緒に和歌山サイクルプロジェクトのメンバーで、子供向けに自転車安全教室も開催しています。

あ、いいですね〜!
本当に活動が多岐に渡っていらっしゃる…そんなグループがどんな風に鳥羽と繋がってる来るのかそのあたりのお話もお聞きできますか?

国内最長のナショナルサイクルルート「太平洋岸自転車道」

2021年6月に国内最長、約1,400kmのナショナルサイクルルート「太平洋岸自転車道」ができるという話を聞いて、ならば一番最初に完走しよう!と始まったのが太平洋岸自転車道を繋いじゃえプロジェクトです。

このルート上に鳥羽が入っていた、というのが鳥羽とのご縁のきっかけです。

…!!それで走っちゃおう…というのも凄いです!!

参照)国土交通省:ナショナルサイクルルート

太平洋岸自転車道
2021年5月に国土交通省が、我が国を代表し世界に誇りうるサイクリングルートとして、ナショナルサイクルルートの一つとして選定。太平洋岸自転車道は千葉県銚子市から神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県の各太平洋岸を走り、和歌山市に至る延長1487km の長大なルート

参照)太平洋岸自転車道ナショナルサイクルルート指定推進協議会

めちゃくちゃ熱いエネルギーが感じられる和歌山サイクルプロジェクトさん。
太平洋岸自転車道を繋いじゃえプロジェクト」について、次回詳しく教えていただきます〜っ!!

次回太平洋岸自転車道を繋いじゃえプロジェクトについてをお届けします〜!!


【取材協力】
和歌山サイクルプロジェクト(WCP) ニシバさん ゴンザさん

FACEBOOKページ https://www.facebook.com/wakayamacycle/
ブログ http://wakayamacycleproject.hatenablog.com
X(旧twitter)https://twitter.com/wakayama_cycle
Instagram https://www.instagram.com/wakayama.cycle.project/?hl=ja

メール wakayama.cycle.project@gmail.com

カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!

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