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ローカルさんに聞いてみた!Vol.9 クリスさん①自転車との出会い編

2024.11.06

鳥羽を中心に、近隣エリアのローカルサイクリストさんにオススメルート、スポット、食事処などを教えてもらうコーナー第9弾!

リレー方式のこの取材企画、今回はVol.8 喜畑さんからのご紹介で…実は初!!カナダ出身、鳥羽市在住サイクリストクリストファー・ダグラス(以下クリス)さん!

喜畑さんが「せっかく鳥羽1番街さんの取材なのだから、鳥羽の方が良いよね!いるいる!!」とご紹介くださいました。(そうなのです、実は鳥羽の方はゼロだったのです。よく見ていただいており…ありがたいっ!!)

色々と聞きたいこと&海外の方への初取材…に、いつも以上にドキドキで取材をさせていただきました。

クリスさんと愛車

カナダのやんちゃ少年

(ドキドキ)クリスさん、今日はよろしくお願いします!
毎回聞かれていると思うのですが、日本に来た経緯から教えてください。

もちろんです!よろしくお願いします!
私はカナダ出身の44歳です。
妻が名古屋出身の日本人でカナダで結婚し、双子の誕生をきっかけに、子育て環境を考えて日本を選んだのです。
かれこれ、鳥羽在住で14年、もう息子たちも16歳、すっかり大人になりました!

なるほど、お子さんの誕生はライフステージに大きな影響を与えますよね!
でも、英語圏を選ばず、日本というのも珍しいなって思いました。

英語ならどこでも身につけらえるというイメージがあって、逆に日本語の方が、機会がなければ難しいかなと。
そして、自分の人生経験と違う経験で育ててみようと思った
のです。

確かに!しかし…、それでなぜまた、日本の中でも東京、大阪、名古屋のような都市部を選ばず、鳥羽だったのですか?!

私の出身がカナダでも都会の方だったので、田舎に住みたいと思っていました。海のないエリアだったので、海への憧れもあり、妻の実家にも近いというところで、自分には鳥羽がピッタリな場所でした。

なるほど!
海が無い場所で育つと、ちょっとでも海が見えるだけでテンション上がりますよね!
僕もそうなので、すっごくわかります!!

あとは、仕事も絶対条件ですよね。
鳥羽が英語スキルのある人を求めているという点でも、とても相性が良かったんです。

ではちょうどよくマッチングしたのですね!!
それで来日以来14年…ですから、鳥羽としてもとても良い方に来てもらえたってことですね!

ちなみに、自転車はカナダにいる時から乗っていたのですか?

はい。カナダでは自転車通学がOKだったので、小2くらいからマウンテンバイクで通学して、冬は雪道も自転車で通っていました。ちょっと危ないんですけど、それがまた楽しくて…!
一時期はBMXもやってましたよ。どのくらい飛べるかを友達と競って、骨折は3回、1度は意識を失ったりと…まあ、当時はやんちゃ少年でしたね!笑

骨折3回は凄い!笑
(キクちゃん、痛いの苦手なのでケガにはかなり慎重なんです。)

でも本当にクリスさんは子どもの頃から自転車に馴染みがあったのですね。

はい。でも、カナダではマウンテンバイクで、日本に来てからロードバイクに乗るようになりました。
この辺りは、山はあるけれどマウンテンバイクで走るような道がないんです。

2010年にボーナスが出た時に、妻にも許可を貰ってロードバイクを買いました。ちょうど誕生日の割引もあって。
初めて買ったロードバイクはキャノンデールで今も持っています!

生活圏によって、乗る自転車も変わってきますよね〜。

キクちゃんの、いつでもマウンテンにもロードにも乗れる環境って、改めて…贅沢だ!

根っこはやっぱり、マウンテンバイカー?!

ロードバイク歴も10年を越えていますが、クリスさんの根っこはマウンテンバイカーロードレーサーどちらだと思いますか?

自分の世代だと最初の頃はBMXしかなくて、マウンテンバイクもなかったんです。
とりあえずジャンプできるところを見つけて遊んでました。

子どもの頃、サッカーもやっていたんですが、本気のスポーツがサッカー、自転車はもっと身近というか、遊び(ファン)という感じの存在でしたね。なのでどちらというのは難しくて…“自転車”なら何でも、好きです。

僕も自転車は何でも乗るんですけど、レース活動としては、マウンテンバイクからロードに転向したんです。
そんな中でもやっぱり、オフロード、土の上を走るのが好きだなって思うんですよ。

それは解ります!
うん、マウンテンバイクの方が根っこにあるかもしれませんね。

ロードバイクで走っている時でも(マウンテンバイクのように)ウィリーをしたり、道路と歩道の間の2、30cmの段差があったりすると飛んじゃいます。

ですよね〜!(世界共通!

日本の道は”フルサポートライド”!!

人生の約1/3くらいをもう日本で過ごしていらっしゃるクリスさんに、鳥羽に限らず、海外のサイクリストにとって日本がどう見えているのかを是非お聞きしたいです!

まず、1番は道が綺麗です!
アスファルトの状態がとても綺麗。小石や砂利、凸凹がないので、本当に走りやすくいです。

あ〜なるほど…!!

日本人は当たり前だと思っていますが、日本で走るのはフルサポートライド、みたいです。

おお!
それは凄くキャッチーなフレーズですね!

カナダの場合、100km、200km分の水や食べ物を全部積んで走らないといけないですし、ロングライドではプランニングがとても重要です。
でも、日本ならボトル1本あれば平気です。

コンビニも自販機もあるし、最近だとキャッシュレスも増えているので、本当に心配がいらない。パーフェクトなトイレだってあるし…!かなり辺境だとしても水の補給ができてしまいますよね。

確かに…!!
山の中を走るにしても3,40km、自販機がないところを探す方が難しいかもしれませんね。

そうなんです。
海外だと、町から出たら次の町までもう何もない…というのがほとんどです。

そうか…30kmぐらいコンビニがない、なんて不便のレベルじゃないんですね〜。
その目線だで考えると、海外のサイクリストにとっては、日本ならばどこでも、ものすごく走りやすい場所、ということになりますね!!

はい。“自転車専用道路”があるところも増えてますよね。
しまなみ海道を走った時には、橋から眺める海、景色もとても最高でしたが、それと同じくらい、車の心配をせずに、自転車が自由に走れる自転車だけの道に感動しました。

日本中、走ってみたい場所がたくさんあります。

日本はサイクリスト向けの対応って、まだまだこれから…という印象でしたが、
そう言ってもらえると、日本人として…嬉しいですね〜!!

特別な道ではなく、ごくごく普通の道路を”走りやすい”と言って貰えるなんて…日本って凄く恵まれているんじゃないか?!と、改めて気付かせていただきました。
“フルサポートライドができる国”をキャッチフレーズにもっともっと世界に知っていただけたらいいなと思う一方、でもやっぱり基本は大事なので!

準備は入念に!計画的に安全なライドを楽しみましょう!!
基本ができているからこそアレンジができるわけなので、間違ってもボトル1本で出かけるのはNGです!!


次回は、お楽しみ!クリスさんが日頃よく走っている地元・鳥羽のスポットを教えていただきます!!


【取材協力】クリストファー・ダグラスさん

カナダ出身、14年前に来日以来、三重県鳥羽市在住。
現在は鳥羽市商工会議所職員として、インバウンド向けの観光情報発信や受け入れサポート等を行う。
現在は、ロードバイクがメインだが、幼少期からBMX、マウンテンバイクと、常に自転車を身近に生きている。
旺盛な好奇心で、日本での生活を謳歌している。

ridewithgp https://ridewithgps.com/users/7942268
strava https://www.strava.com/athletes/46244285

仕事終わりに自転車に乗るのが日課!
”クライマー”気質で、若者に負けじと坂道を攻めてます!

カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!

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