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ローカルさんに聞いてみた!Vol.8 喜畑さん①自転車との出会い編

2024.10.07

鳥羽を中心に、近隣エリアのローカルサイクリストさんにオススメルート、スポット、食事処などを教えてもらうコーナー第8弾!

リレー方式のこの取材企画、今回はVol.7 枡田さんからのご紹介で三重県伊勢市在住のサイクリスト・喜畑圭司さん。

枡田さんの取材中「東さんが“師匠と仰ぐ方”」がいると伺い、距離バグ・超ロングライドの東さんを超える距離バグさん?!一体どれだけ走る方なのだろう…と、キクちゃん興味深々!これは聞くしかない!!と、ご指名で喜畑さんのご紹介をお願いちゃったのです!

そんなわけで、待ちに待った取材が始まりました。

愛車は白の「CEEPO」

マラソンから、トライアスロンへ…

東さんが”師匠”と慕っていらっしゃると伺ったので、喜畑さんのお話しをとっても楽しみにしておりました!
よろしくお願いします。

よろしくお願いします!

師匠というような、大袈裟なもんじゃないですよ。
ほんの少し先に自転車を始めていたというくらいです。

ちなみに、自転車歴はどの位になるのですか?

10年くらいです。
今が63歳なので、53歳頃からですね。

そうなんですか!若い頃から乗られていた…とかなのかと思っていました!
僕が今ちょうど40なんですけど、今から10年後に新しいことを始めるって…
ちょっと今は想像ができないのですが、喜畑さんは何がきっかけになったのですか?

その前くらいから、ダイエット目的でマラソンを始めたんです。
市民ランナーという感じで走るようになって…。
そこでトライアスロンに興味を持ったんです。

なんと、喜畑さんもトライアスリートだったのですね!!
東さんの”親分”…というイメージで、てっきり長距離ライド専門かと思っていました

なるほど、市民ランナーからトライアスロン、ですか…!!
(またまた…やり始めたらトコトン追求してしまうタイプ…?!笑)
ラン、スイム、バイクと、トライアスロンの入り口は人によって色々とは聞きますが、喜畑さんはランから入ったのですね!

はい。ラン、バイクで、最後にスイムでした。

なるほど!スイムもその時からなんですね〜!!

競泳はそれまで全くでしたので、当時の70、80代の方と一緒にスイミングスクールで練習しました。

凄いなぁ〜。
僕は走るのは絶対嫌なんですが、水泳はやりたいな〜と思いつつ…なかなか重い腰が上がらないんですよ。
まだそこまでのモチベーションがないというか…(だからお腹のお肉が減らないのか…)(苦笑)

そこから、喜畑さんのレース活動が始まったのですね!

トライアスロンを始めた年には、まだKKさんもトライアスロンを始めていなくて、
別なチームに入ったのですが、翌年にKKさんも始めたため、KKのチームに入って活動しています。
その後でタマキさん、小林さんが入ってきた感じです。
そうしてトライアスロンチームを作って、自転車を始めたら、自転車も楽しいなってなってきたんです。

となると…本当に初期メンバーなのですね〜!
なるほど、みなさんから”喜畑さん”とお名前が出てくるわけですね!!

”変化”を楽しむために乗る自転車

喜畑さんはかなりの長距離ライドをされるとのことですが、普段の自転車の楽しみ方、ここが自転車の好きなところ、という点を教えてください。

自転車に乗っている時の、風景が流れていくのが好きなんです。
ちょっと…伝わるか分からないんですが…

いえいえ、めっちゃわかります!!
僕も好きです!

自転車は、趣味というか…自分を自由にしてくれるもの、です。

この歳になると色んな…しがらみというかも出てくるので。そういうものから解放されるというか…サドルに乗ると自由になれる感じがするんです。

うんうん、激しく共感!
僕も無心になりたい時とか、一旦現実から離れたいときに乗ったりします。
乗っているうちに、ふと頭が整理できたりして。

なので乗り始めると、ずっと乗っていたい、長い時間乗っていたいんです。
でも、同じところを走るのは苦手で、ローラーは30分で限界です!笑

あ、なるほどっ!
だから、喜畑さんは”超”ロングライド…になるのですね!

結果的に…ですね。
私の場合は、いかに速く走るかというスピードだったり、獲得標高へのこだわりはないので、1回の距離は40kmくらいで休憩もしながらで、”どこかに行きたい”ではなく”変わっていく”のを楽しんでいます
走るルートで、景色も、空気も変わって行きますのでね!

なるほど〜!
広葉樹から針葉樹に変わったり、土手に生えている草の種類が変わったり…空気が変わる感じ…とか、解ります。

そうすると…喜畑さんの普段の乗り方としては、ソロライドよりはグループライドという感じでしょうか?

いえ、実はどちらが好きかというと、ソロライドです。

ロングライドの中心メンバーだと思っていたので、それはちょっと意外でした!
そんな中で、ソロではなく、グループライドをするモチベーションを教えていただけますか?

仲間と行くとたわいもない会話も楽しみですし、長時間乗っていると、トラブルやハプニングも起こりますよね。誰かのパンクをみんなで手伝って直したりとか…そういうこともスパイスになりますので、ソロライドとは違った楽しさですね!
あとは、自転車を漕ぐというのはそれぞれが個人で一生懸命やるわけですが、みんなでトラブルも乗り越えてゴールしたという充実感はとても大きいですね。
あとは、後から「あの時は何100km走ったよね」なんて話すのもやっぱり楽しいですし。

年齢も近い東さんと出かけることが多くて、そこからメンバーが増えていったんです。色んなレベル、世代がいるグループライドのおかげで、自分1人では気づけないことに気づけて、スキルアップに繋がっていると思います。
だからやめられない。

それで東さんの”師匠”なのですね!

自分が最年長なので、若い人たちのパワーには敵いませんので…
最近は「コイツ遅いな」って…足を引っ張らないようにしたいなと思っているところです。笑

それでソロの方が気が好き、とおっしゃったんですね。

本当にソロが好き…人と関わりたくないみたいな方だったら、絶対にみなさんから名前が出る程慕われるわけないよな〜と思ったので…よかった、納得しました
でも、それは絶対気にしすぎです。笑
(だから、喜畑さんはグループライドの方が好きなんじゃないかってキクちゃんは思っています!じゃなきゃ壮大なロングライド企画、絶対できないですもん!)

景色が変わる楽しさはキクちゃんも感じる自転車の楽しみの一つですが、レースが中心で、スピードや獲得標高が指標になっていたので、同じ自転車でも自分とは全く異なる自転車の楽しみ方をされていて、とても新鮮でした。
”目的地”ではなくて、”変化”を楽しむために自転車に乗るという点は特にキクちゃんには新しかったです。


次回は、お楽しみ!喜畑さん
伊勢志摩一周”伊勢イチ”について、実際の走行エピソードと共に教えていただきます!


【取材協力】喜畑 圭司さん

三重県大紀町出身・伊勢市在住、自転車歴は10年のトライアスリート。

ダイエット目的で始めたマラソンをきっかけにトライアスロン、自転車を始める。
ケーケー山本自転車店さんのチームでは初期メンバーとして、世代を問わずチームの皆から慕われている。
流れていく景色に没頭できるソロライドが好きだが、仲間との”超”ロングライドも大好きで、過去に伊勢から自走琵琶イチ往復どを走行。充実した自転車ライフを過ごしている。

自転車は、趣味というよりも、自分を自由にしてくれる存在です。
ずっと乗っていたくなります。

カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!

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