三重県鳥羽市にある、真珠のお買い物から食事まで楽しめる複合施設。伊勢・志摩・鳥羽のグルメ、お土産なら鳥羽1番街。
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営業時間 | 09:30~ |
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休館日 | 営業日カレンダー |
TEL | 0599ー26ー3331 |
2024.12.26
鳥羽を中心に、近隣エリアのローカルサイクリストさんにオススメルート、スポット、食事処などを教えてもらうコーナー、記念すべき第10弾!
2024年8月にオーストラリアで開催された「ワールドトライアスロンマルチスポーツ選手権」に出場した伊勢市のお菓子屋さん・小倉久弥さん。お菓子屋さんならではの視点で…グルメ編のお話を伺いました!
※小倉さんの「自転車との出会い編」はこちらから!
小倉さんはまさにグルメの業界側の方なので、お話楽しみです。
春は「桜餅」をよくポケットに忍ばせて自転車に乗ります。
あれはもう僕の中では究極の補給食だなと…。
そうなんですか?和菓子を補給食に持っていく人は見かけますが、
その中でも究極と言うのは気になります。
桜餅の葉って、塩気があるじゃないですか?
桜餅自体は、お餅(餅米)なので炭水化物の塊。
そして、あんこにも糖分が入ってるし、炭水化物も入ってるし、桜も入っていて。
最強の補給食なんですよね。
桜餅の次、5月くらいからは「鮎菓子」とかが良いかな。
あ、細い弧形のお菓子ですね!!
そうそう。どら焼きと一緒の皮で、卵、粉、砂糖で、中に求肥が入っていて…これもお餅なのでね。
定番の豆大福とかも良いし、あとは季節毎の和菓子があるので飽きませんよ!
それから、忘れてはいけない「カステラ」も!
カステラって、和菓子だったんですね!
洋菓子の印象でした…!!
結構勘違いというか、見た目は和菓子みたいですので、ややこしいですよね。
オーストラリアには持っていきませんでしたが、普段の長距離レースの時はいつも背中に忍ばせてます。持久系の補給には最強だと思いますね!
ちなみに、洋菓子よりも和菓子ですか…??
(キクちゃんは結構クリームパンとかジャムパンが多いのですが…)
洋菓子はどうしても、油脂が入るので自転車乗りながら胸焼けしたらキツイなと。人によりますけどね…!和菓子の場合はその心配がないので!
鳥羽に限らず、その土地のお菓子屋さんで、季節の和菓子をゲットして走る…というのも良さそうですね!!
他に、三重県内でおすすめのグルメ、お菓子でも、ご飯どころでも…ここは…!!みたいなものってありますか?
そうですね〜普段は大体コンビニで済ましてしまうんで…。
やっぱり…そうなりますよね〜。
では、自転車に乗る時に関係なくで、お土産だったり、同業者で…ここはすごい!みたいなのってありますか?
同業者だと…うーん、これも言えないというか…難しいんです。みんな凄い、というのが本当で。技術的な部分とか、みなさんそれぞれ磨き上げているので、誰かとか、1つだけを選べないです。
なるほど、今のお言葉がそのまま答えなんだと思いました!
ありがとうございます。
いえいえ、気の利いた答えができずすみません。
でも、この辺りを走るときには「伊勢夫婦岩めおと横丁」でソフトクリームを食べたり、「おふくさん(赤福)」でかき氷を食べたりしますね。
実際に走るならば、そこに「梅の家」さんの和菓子、みたいな感じが良いんじゃないかと思います。
私の場合は(自分の)店のものを背中に入れてっちゃいますけどね!笑
良いですね!!
ローカル補給食で回るルート!!
ぜひお聞きしたいことがあるんですが、これだけは絶対!!という、菓子職人として譲れないこと、商品ってありますか?
ああ、それはあります。
シュークリーム、ショートケーキ、小倉まんじゅう(田舎まんじゅう)。
これは常にしっかりしておかないと、と思う3アイテムです。
毎回、トレイルマラソンに出る時に、小倉まんじゅうを3個買っていってくれるアスリートがいるんですよ。験担ぎ…か栄養補給か…そういう「いつもの」という、変わらない、安心できるものを作り続けたいですし、実際に毎回の定番にしてもらえるのは嬉しいですよね。
わかります!!
僕の場合はルーティンと言うかいつもと変わらないものを持っていきたいみたいな気持ちになります。
あと、最後に…ぜひお聞きしたいことがあるんです…っ!!
そんな小倉さんが、他のお菓子屋さんに行った際に「これを買う!」みたいな、お菓子屋さんの見極め商品があるならばこっそり…教えていただきたいですっ!!
他のお店に行ったら、ショートケーキとまんじゅうを買います。
”シュークリーム、ショートケーキはちゃんと作れ”って、お菓子の師匠から口を酸っぱくして言われてきたことなんです。
これって、洋菓子の基本で、基本が美味しいと他も美味しい。
ほぼ、間違い無いです。
和菓子の場合が、まんじゅうなんです。
なるほど!
元々、どちらも大好物なので無意識に買っていましたが、間違いじゃなかったんですね〜!!
小倉さんには、ご自分のお店のオススメ商品を教えてもらうつもりだったんですが…まさかの!他のお店をご紹介いただいちゃったので…!!
ここからはキクちゃんが勝手に、小倉さんのお店のご紹介をしちゃいます!
「和洋菓子おぐら」は、1924年(大正13年)に創業。
なんと…歴史ある100年企業さん!!
饅頭、最中、赤飯、祝餅、各種ケーキ、シュークリームなど…
店名の通り「和・洋菓子」どちらも揃えています!!
「いせわんこもなか」
こんな可愛らしいキャラクターの最中も!
キクちゃん、個人的にはこれが好き!
お客様のイメージから生まれる、オーダーメード品!!
食べられる転写プリント(チョコレート)とか、今は色々なものがあるみたいですが…だからこそ、こういう職人仕事、人間味を感じられるものが素敵だなあって思います。
こういうのも…作っちゃうんですって!(サンタクロース!)
既製品を使うところが多いのに…!!
これなんて…!!
びっくり!木工細工かと思ったら…お菓子なんですよ!!(全国菓子博覧会シンボル制作)
茶会席のお菓子も作られるのだそう…!!
シュークリーム、と聞いていたので…もう、その守備範囲の広さにビックリです!!
ちなみに…以前、枡田さんもおっしゃっていましたが…口コミを見ても「シュークリーム」が人気でした!
間違いないってことですね!!(師匠の教え通り…!!)
記念すべき10人目のローカルさんも、とっても楽しくて、ユニーク、そして毎回ですが…本当に謙虚な方が多い…!!です。(”類とも”の法則…?!)そして、職人さんの裏話も、とてもタメになりました!!
また、キクちゃんが知らないだけかもしれませんが、地域柄か「上生菓子」を作られているお菓子屋さんが多いように思いました…、というのも、ちょっとした発見でした。
自転車に乗るにはすこ〜し寒い季節にはなりましたが、せっかくなのでお菓子屋さんを目指して自転車を走らせてみようかな…と思うキクちゃんなのでした。
【取材協力】小倉久弥さん
三重県伊勢市の創業100年を迎えた老舗菓子屋「和洋菓子おぐら」の代表。
お店では饅頭、最中、赤飯、祝餅など日本の風習に沿った和菓子、ケーキ、シュークリーム等の洋菓子どちらも取り揃えており、地域の暮らしに寄り添ってきた。
職人技を駆使してお客様のイメージを形にする菓子職人であり、サーファーでトライアスリート。
仕事も遊びも100%!!
常に刺激を求めてエネルギッシュに人生を謳歌する、4人の孫を持つ59歳!!
【和洋菓子おぐら】
〒516-0041 三重県伊勢市常磐1丁目5-13
TEL.0596-28-5610 営業時間:9:30~19:30
定休日:毎週火曜日
https://ogura.shop-pro.jp/ Facebook
座右の銘が「休みの日には体を休めるな。動きまくって心を休めろ」です!
カテゴリー:サイクルステーションの情報, ローカルさんに聞いてみた!!