静かな森に包まれた神明神社の参道に佇む小さな社。
海の女神である玉依姫命（たまよりのひめみこと）が
祀られ、女性の願いをひとつ叶えてくれると言います。

・命の危険と、となり合わせの海女さん達の信心が、
いつしか地域を超えて広がり、
多くの女性がお参りに訪れるようになりました。

地域の氏神様。1888年から天照大神（ああてらすおおみかみ）の主宰神として祭られています。

境内には海女さん達が石神さんと同様に信仰する薬師如来が祀られ、耳や鼻などの病気にかかると、海底で拾った穴の開いた石を奉納し、仏前に供えられた水を耳や鼻につけて平癒を祈願するといわれています。

神明神社の境内にはヤモマガシの巨樹がそびえています。
この生命力にちなんで、やさしくこの巨樹をなでてお参りします。